続【本当のところどうなの?】新型コロナウイルスワクチン ≪ その3 ≫

2021214日にファイザー製mRNAワクチンが正式承認され、いよいよ17日から医療従事者の先行接種が始まります。

4万人(うち2万人が調査対象)が予定されており、安全性を確かめる尖兵となります。全国100の国立・公立・労災病院からの志願です。


まずは、最前線に赴く医療従事者へ最大限の敬意を表したい。


その上で、この貴重な調査で一般国民は何を確認すればよいのかを解説していきます。



先行調査「5つの重要」チェックポイント

point1データが詳細に公表されるか

21日の間隔を空けて2回接種する予定です。それぞれの統計データが国民に公表されること。


数字やグラフに馴染みの無い方は分析する必要はありません。詳細情報を隠さずに公表する姿勢だけを確認すればよいのです。


point2アナフィラキシーショックが0

ワクチン接種後、約30分以内に起きることがありますが、国際治験データからは今回の先行接種の人数では起きない計算です。


0人でした」と確認できればOKです。


point3 : 38.0℃以上の発熱率

2回目の接種で、1割程度の人が38℃以上の発熱をする計算です。大きく変化があるときには注意が必要です。


point4解熱・鎮痛剤の使用率

おおよそ4割の使用率であれば、国際治験データと同じです。


特に高齢者や体力に自身のない人は、この値を注意してください。


point5急性散在性脳脊髄炎(ADEM)0

脳神経系に副反応が起きていないか、これも同様に「0人でした」を確認してください。


3か月後に起きる場合もあるので、より慎重を期すならば6月頃まで様子を見ることをおすすめします。



同調圧力に警戒

続【本当のところどうなの?】新型コロナウイルスワクチン  その」でも記したように、行政は「勧奨」しています。


また、「ワクチンを接種したら〜を優遇」というキャンペーンを、特に民間が行ってきます。


本来であれば第四権力(第四勢力)であるマスメディアが、差別や監視社会に繋がるものとして批判しなければなりませんが、今のところ好意的に報道しています。


さらに、医療と一般的な言葉の違いについても気をつけたい。例えば「重症」です。製薬会社が使う「安全性」「想定内」なども、言葉の定義を注意深く確認してください。

医療従事者第2陣、高齢者、介護従事者が続きます。冷静に先行調査の成り行きを見守りましょう。


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『介護評論』







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