福井新聞「介護3人殺害で懲役18年、福井 72歳女、結果は重大」

繰り返す介護にまつわる悲劇

202115日付 福井新聞「介護3人殺害で懲役18年、福井 72歳女、結果は重大」で、また悲しい事件が伝えられました。


自宅で夫・義父母の3人を1人で介護をしていました。その負担から適応障害となり、ついには殺害しました。

裁判員裁判で行われた判決が、懲役18年。

殺人は許されることではありません。しかし、自己責任として切り捨てることができる事件でしょうか?

親族、担当ケアマネジャー、かかりつけ医師、敦賀市社会福祉協議会など、どのような関わりをしていたのでょう。

ある意味では、地域包括ケアシステムの敗北とも言えそうです。


敦賀市は情報を公開せよ

2025年には後期高齢者が2,200万人となり、国民の4人に1人が75歳以上になります。いわゆる「2025年問題」まで後4年。敦賀市の反省と再発防止の取組みを全国に共有すべきでしょう。

今回のケースは決して特殊ではなく、全国に今、進行形の人達が大勢います。



『介護評論』

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